結婚を前提とした出会いの場である、お見合い。
交際ひいては結婚につなげる重要な機会ですが、「何を話せばいいの?」と思う方も多いのでは。
そこで今回は、お見合いが成功しやすい話題・タブーな話題をピックアップしました。
お見合いの流れや会話のコツ、オンラインお見合いなどについてもまとめています。
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目次
お見合いが成功しやすい話題は?
お見合いが成功しやすい話題は次のとおりです。
- お互いの共通点
- 仕事に関する話題
- 趣味や休日の過ごし方
- 食に関する話題
- 学生時代や子どものころの話題
詳しくご紹介します。
お互いの共通点
お互いの共通点は、盛り上がりやすい話題の基本です。親しみも感じてもらいやすくなります。
お見合いの前にお相手のプロフィールをチェックして、共通点を探しておきましょう。
会話のなかで共通点をみつけたら、自分もそうだとアピールしつつ、お相手の話を引き出してみてください。
共通点は、ペットを飼っているどうかや出身地など、些細なもので構いません。
仕事に関する話題
婚活している人のほとんどは働いているので、仕事の話題は質問に答えやすく、会話が盛り上がりやすいです。
お相手のまじめさや人生観が垣間見えることもあります。
お相手に仕事について質問されたら、専門用語をなるべく使わずにわかりやすく、お相手が興味を持っているとと感じる範囲で説明します。
趣味や休日の過ごし方
趣味や休日の過ごし方など、自分が好きなことは話しやすく、興味を持ってもらえると嬉しいので、話が広がりやすいです。
お互いに共通する趣味がみつかれば、それを話題にすることで会話も弾みやすくなります。
お相手の趣味について何もわからないときは、「教えてもらおう」という気持ちで質問してみましょう。
知っているふりはお相手の印象を悪くします。
また、休日の過ごし方はお相手のライフスタイルがあらわれます。
あなたとの相性を判断するときの基準のひとつにできるでしょう。
食に関する話題
食は万人の関心事であり、盛り上がりやすい話題です。
ラウンジやカフェでお見合いをするなら、メニューから食べ物の話へ広げることもできます。
手軽に買えたり、簡単に作れたり、お店で食べられたり……身近なもので好きな食べ物を挙げるとお相手との共通点がみつかりやすいです。
「私もそれ好きで、〇〇のがおいしくて……」
などと話も広げるきっかけにもなります。
お見合いの終わりに
「おいしいお店を知ってるんです。よければ今度ご一緒に行きましょう」
と、また会いたいという気持ちを自然に伝えることもできますよ。
話の広がり方によっては、お相手が料理をするかも知ることができますし、あなたが料理をする人であれば、良い印象を与えられるかもしれません。
学生時代や子どものころの話題
学生時代や子どものころの失敗談やおちゃめなエピソードは、場を和ませることができます。
自慢話になったり、自分の話ばかりになったりしないよう注意が必要です。
これはNG!お見合いでタブーな話題
お見合いには、避けたほうがいいタブーな話題もあります。
なかには、結婚前に聞いておきたい話題も。
知らず知らずのうちに悪印象を与えないよう、気を付けましょう。
- 結婚観
- 交際歴や婚活状況
- 細かな個人情報
- 年収や勤め先(経済力をはかる話題)
- 容姿
将来の展望や結婚観
結婚観の話題は、お見合いから仮交際に進んだあと、徐々に増やしていくのが自然です。
お相手にあなたへの好意がない段階だと、話題に出すと悪い印象を持たれることがあります。
お見合いで話題に出す場合は、お相手のプロフィールに書かれていたことを糸口にすると話しやすいです。
自分の結婚観を一方的に話すのではなく、お相手の考えを聞くということを心がけます。具体的なことを聞こうと踏み込むのは避けましょう。
交際歴や婚活状況
交際歴や婚活の状況は、お見合いのタイミングで聞くべきではありません。
プライベートに踏み込んだ話題なので、嫌悪感を抱かれがちです。
どうしても聞きたいなら、何度か会って関係性が深まってから。
なおかつ、質問してもよさそうか、お相手の雰囲気を見て慎重に判断しましょう。
個人情報
初対面で個人情報を聞き出そうとすると、不信感や嫌悪感、恐怖心などを与えてしまいます。
特に女性は身の安全を守るため、住所や最寄り駅、勤務先などは話したくないと感じる人も多いです。
次に会う場所などを決めるときは「どこだと行きやすいですか?」のような聞き方をしましょう。
年収や勤め先(経済力をはかる話題)
年収や具体的な勤め先を聞くと、「収入で結婚相手を選ぶ人なのかな?」と思われてしまいます。
お相手の年収を聞くのは、お見合いが成功して交際がスタートし、関係が深まってからでも遅くありません。
ちなみに、IBJ(日本結婚相談所連盟)加盟の結婚相談所であれば、男性の年収はプロフィールで確認できます。
容姿
お相手の容姿を話題に出すと、「見た目で選ぶ人」だと思われることがあります。
また、あなたから見て「いい」と感じても、当の本人にとってはコンプレックスであることもあります。
外見を褒めるなら、ファッションや小物類、所作にふれましょう。
お見合いで共通の話題がないときはどうする?
あなたとお相手に共通の話題がないときは、お相手に質問してみます。
お相手が返してくれた内容に共感したり質問したりして、さらに会話を広げていきましょう。
質問するときは、自分のことを先に話すと答えやすくなります。
たとえば
「私は今〇〇というドラマにハマっているんですけど、××さんは何か見ているドラマはありますか?」
のように質問してみます。
もしお相手がドラマを見ていなくても
「ドラマは見ていないんですよね……〇〇というドラマはどんなお話しなんですか?」
と会話を広げてくれるかもしれません。
心理学的にも「心を開いてくれた人に対しては心を開きやすい」という心の働きが期待できます。
逆に、お相手からあなたに質問してくれたときは、会話が途切れないように、「はい」「いいえ」だけではなく補足や質問も添えて返しましょう。
話題が尽きないためにやっておきたい事前準備とは?
お見合いで会話を弾ませるためにしておきたい事前準備は、次のとおりです。
- お相手のプロフィールで話題を探しておく
- 話す内容や質問を考えておく
- テレビなどで会話のネタをストックしておく
もっとも大切な事前準備は、お相手のプロフィールを見ておくことです。
お相手のことを事前に知っておけば、お見合いの場でも話題や質問が浮かびやすくなります。
プロフィールを見るときは、「あなたとの共通点があるか」に注目すると◎。
ささいな共通点でも、会話が盛り上がるきっかけになりえます。
ほかにも普段から
- ニュースを見る
- テレビ番組や雑誌などでトレンドをチェックする
- 本を読んで教養を深める
などして、会話のネタをストックしておくことも大切です。
お見合いの流れは?
お見合いの流れは、大まかに言うと次のとおりです。
- 待ち合わせ
- お相手との対面
- お相手との会話
- 終了・解散
1 待ち合わせ
お見合いは対面でもオンラインでも、まずは待ち合わせから。
10分前までには到着します。
2 お相手との対面
お相手との対面では、良い第一印象を持ってもらうことがとても大切です。
第一印象があなたという人の印象の基礎になります。
待ち合わせと初対面は大切にしましょう。
最初でいい印象を与えれば、多少のミスは大きなマイナスにはなりにくいです。
あいさつはにこやかな笑顔でハッキリと、元気よくを心がけて。
3 お相手との会話
お相手のプロフィールに書かれていたことや、先にご紹介した成功しやすい話題を中心に会話を進めていきます。
お見合いでの会話のコツは後述します。
4 終了・解散
お見合いの時間は対面だとおよそ1時間、オンラインだと30~40分です。
会話の区切りのいいところで、時間になってしまったことを伝えましょう。
解散時には
「本日はありがとうございました。楽しい時間でした。またお話ししたいです」
などと、お礼やまた会いたい気持ちを伝えます。
会計を男性が払ってくれる場合、女性はお礼を忘れずに。
解散はお見合いの会場でするのが無難です。
お見合いの会話のコツは?
お見合いを盛り上げるためには、話し方も意識すると◎。
お相手に好印象を与えつつ、会話も盛り上がるコツをご紹介します。
- 会話中は笑顔で目を見る
- お相手の話を引き出す・共感する
- ポジティブな言葉を使う
- 緊張していることを素直に伝える
- 無理をしない
会話中は笑顔で目を見る
お見合いでの会話では、相手の目を見ることと笑顔を心がけましょう。
目を見て相づちなどリアクションを取れば、お相手は
「話を聞いてくれているなぁ」
「私に興味を持ってくれているんだ」
と安心し、自分のことを話しやすくなります。
目をあわせるのが苦手な人は、お相手の鼻筋や眉間のあたりを見ましょう。
実際に目を見ていなくても、お相手は目が合っていると感じます。
笑顔には次のようなメリットもあります。
- お相手に好意を示せる
- 好感を抱かれやすい
- 話しやすい雰囲気を作れる
お相手の話を引き出す・共感する
お見合いでの会話は、あなたが聞き役になってお相手の話を深掘りしていくことをおすすめします。
「話を聞く」が7割、「話す」が3割が目安です。
たとえば
「〇〇を好きになったきっかけはあるんですか?」
「〇〇を好きになったのはいつごろですか?」
などと質問していきます。
お相手の話に共感し、ときにはあなたの考えや気持ちも話すと、会話が広がりやすく、距離も縮まりやすいです。
お見合いは、自信のあるトークで場を盛り上げる必要はありません。お互いのことを知ることが大切です。
自分のことばかり話すと
「私に興味ある?」
「結婚したあとも私の話を聞いてくれないかも」
と思われることもあります。
一方で、質問攻めだとお相手を不快にさせることがあります。
自分の話をまったくしないのも、お相手があなたという人をつかめず不安になり、心を開けず話しにくくなります。
あくまでもお相手の話を引きだすことをメインに、自分のことも話していきましょう。
ポジティブな言葉を使う
ポジティブな言葉を使うようにすると、お見合いの場が明るくなり、会話が盛り上がりやすくなります。
反対に、ネガティブな言葉ばかりを使うと、場の雰囲気が悪くなります。
仕事の愚痴や自虐ネタなどは出さないよう気を付けましょう。
緊張していることを素直に伝える
緊張しているとお相手に素直に伝えると、お相手が「私も……」と同調してくれたり励ましたりしてくれて、緊張がほぐれやすいです。
また、初対面の人との間に生まれる緊張をほぐす「アイスブレイク」というテクニックがあります。
他愛もない話をすることで緊張がほぐれる、というものです。緊張がほぐれれば、本題に入りやすくなります。
- その日の天気や季節
- 服装
- お見合い会場までの道のり
- 頼んだ飲み物
無理をしない
「お見合いを盛り上げよう、成功させよう!」
と意気込んで無理をすると、精神的につらいですし、それを感じ取ったお相手に気を使わせることもあります。
「なるようになる」という気持ちで、ある程度は気楽に挑むことも大切です。
自分にプレッシャーをかけすぎないようにしましょう。
お見合いに適した服装は?
お見合いでの服装は季節を問わず、職場にも着ていける程度にカジュアルなコーディネートがおすすめです。
男性は、えりのあるシャツ+パンツでさわやかな印象を作れます。スーツでなくても大丈夫です。
女性はワンピースや、やわらかい素材のブラウス+ひざ丈のスカートだと、女性らしさをアピールしつつ印象◎
お見合いの服装で大切な3つのポイント
お見合いの服装で意識しておきたいポイントがあります。次の3つです。
- 清潔感
- 年相応
- 体のサイズにあっている
お見合いの服装で何より大切なのは清潔感です。
シミのない服を選び、アイロンをかけておきます。履き物にも気を付けましょう。
必要なら事前にクリーニングしておきます。
若作りな印象を与えないよう、色味や丈などは年相応になるようにします。
大きめのサイズはだらしない印象を与えるので、体のサイズにあったものを選びましょう。
お見合いの服装に関しては、下の記事に詳しくまとめています!
オンラインお見合いでの話題やコツは?
オンラインお見合いは、対面のお見合いと比べて話題に大きな違いはありません。
しかし、画面越しに会話するので気を付ける点がいくつかあります。
オンラインお見合いでならではの話題の探し方や、会話のコツをご紹介します。
カメラに映るものを話題にできる
オンラインお見合いなら、画面にうつるものから話を広げることができます。
たとえば、部屋においてある本、ブルーレイ、インテリアなどです。
お相手の部屋にあるものばかりを話題にすると、「覗かれている」と不快に感じられてしまうことも。
ふれるのは1~3つ程度におさえましょう。
カメラに映る範囲はきれいに片づけておく
オンラインお見合いをする際は、最低でもカメラに写りこむ範囲は片づけておきましょう。
部屋を見せたくないなら、壁を背にしたり、背景に画像やバーチャル背景を設定するのも問題ありません。
オンラインお見合いでの会話のコツ
オンラインお見合いでは、対面でのお見合いよりも表情やハキハキさが必要で、特に笑顔でいることが大切です。
対面のときと同じ話し方や表情は、画面越しだと表情が伝わりにくく声も聞き取りにくいので
「リアクションが薄いなぁ……」
「私と話してて楽しくなさそう」
という印象を与えてしまうことがあるからです。
事前にスマホのカメラで動画を自撮りして、自分がどんな表情や声で話しているか確認することをおすすめします。
事前にシミュレーションをしておく
オンラインお見合いをする当日までに、必ずシミュレーションをしておきましょう。
- 自分の表情や声
- メイクの映えかた
- 使用ソフトまたはアプリが起動するか
- カメラやマイクは正常に動くか
- Wi-Fi環境に問題ないか
くり返すようですが、オンラインお見合いは対面より表情を大きくハキハキと会話することが大切です。
メイクは、カメラや部屋の電気のせいで顔に色味がないように映ることがあります。
また、使用ソフト・アプリ、カメラやマイク、Wi-Fiに問題があると、オンラインお見合いはできません。
事前にパソコンまたはスマホのカメラに話しかけて、自分自身や動作環境に問題がないかチェックしておきましょう。
まとめ
お見合いには成功しやすい話題とタブーな話題があります。
どちらも事前に頭に入れておくことが大切です。
成功しやすい話題 | タブーな話題 |
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お互いの共通点 仕事に関する話題 趣味や休日の過ごし方 食に関する話題 学生時代や子どものころの話題 | 結婚観 交際歴や婚活状況 細かな個人情報 年収や勤め先(経済力をはかる話題) 容姿 |
また、会話を盛り上げるためには、お相手のプロフィールやメディアで話題のネタをストックしておくことも大切です。
会話のコツや服装にも気を付ければ、お相手が受ける印象はよりよくなります。
気になるお相手と仮交際に進めるよう、心から応援しております!