「聞き上手」と「話し上手」という言葉がありますが、婚活ではどちらが有利なのか気になりますよね。
実は、人の話を聞くのが上手な人のほうが、婚活では有利だと言えます。
そこで今回は、聞き上手が婚活に有利になる理由と、聞き上手な人の特徴について解説します。
聞き上手と話し上手、婚活ではどちらが有利?
「聞き上手」と「話し上手」に、実はそれほど違いはありません。
話し上手な人というのは、自分の話をするのが上手い人のことではなく、相手の話を引き出すのが上手い人のことをいいます。つまり、話し上手な人というのは、実は聞き上手な人でもあるということです。
話し上手な人=聞き上手な人は、婚活で出会ったお相手の話をただ聞くというだけでなく、お相手が話しやすくなるような状態を作るテクニックを持っています。
一般的に、人間は人の話を聞くよりも自分の話をするときのほうが楽しいと感じる傾向にあるため、聞き上手な人や話し上手な人は婚活でもモテるのです。
婚活でモテる「聞き上手な人」の特徴

続いては、聞き上手な人に共通する特徴をご紹介します。
聞き上手な人の特徴を知ることで、婚活でモテるためのヒントが見つかるかもしれませんよ。
お相手の話を引き出すのが上手い
聞き上手な人には、お相手の話を引き出すのが上手いという特徴があります。
お相手の話を引き出すポイントは、聞く側が話のきっかけを作ってあげることと、お相手が話しやすいように会話の最後を質問の形にしてあげることです。
例えば、「今日はいいお天気ですね。」という言葉をかけたとします。お相手の方が「そうですね」と答えたとしたら、そこで会話が終わってしまいます。
ですが、「今日はいいお天気ですね。天気の良い日は、好きな音楽をかけながらドライブをするのが好きなんですが、〇〇さんは何をするのが好きですか?」のように最後を疑問形にすると、お相手は質問に答える形で会話を続けることができますね。
聞き上手な人は、このように自然な流れで会話のきっかけを作れる人が多いです。
的確なタイミングで相槌が打てる
聞き上手になるためには、相槌を打つと良いと言われています。
相槌を打つことで、「話を聞いている」ということがお相手に伝わるため、安心感を与えることができます。
さらに話を聞く側も、相槌を打つことで相手の話に集中しやすくなるという効果があります。
聞き上手な人は、お相手の方が安心して気持ち良く話せるよう、的確なタイミングで相槌が打てる人が多いと言って良いでしょう。
笑顔で会話ができる
婚活のお見合いやデートは、誰しも緊張してしまうものです。
特に、会話に不安がある人の場合は余計に緊張してしまうのではないでしょうか。
そんなとき、お相手が無表情でいたり、しかめっ面をしたりしていては、聞きたいことや話したいことがあったとしても、話しかけることすらできなくなってしまいますよね。
緊張し過ぎて無表情になってしまうという方もいますが、お相手から見ると「不機嫌そう…」「嫌われてるのかな…」などと感じてしまうことがあります。
聞き上手な人は、会話中もそうでないときも常に笑顔でいる人が多いです。
緊張していたとしても、お相手が笑顔でいるのを見ることでリラックスできるようになるため、少しずつ会話が弾むようになり、デートの終わりには「楽しかった」「もっと話したい」という気持ちになるのです。
- 聞き上手な人とは、自然な流れで会話のきっかけを作ることができるなど、相手の話を引き出すのが上手な人のことを指す
- お相手がリラックスして話せる雰囲気を作るには、笑顔でいることが大切
婚活で「聞き下手な人」にならないための注意点

婚活で聞き下手な人にならないためには、いくつか注意したいポイントがあります。聞き上手を目指すなら、次のことを意識して会話を楽しんでみましょう。
相手の話を途中で遮る
相手の話を途中で遮る人を見たことがあるという人も多いでしょう。自分の興味のある話題になったときや、自分が相手とは違う意見を持っているときなど、ついつい相手の話を遮って自分の話をしたくなってしまうことがあります。
しかし、婚活で聞き上手になりたいなら、この行動はNGです。
お相手の話を遮ってしまうことで、お相手としてはなんとなく不快な気持ちになったり、「もうこれ以上話したくない」という気持ちになったり、気分を悪くさせてしまう可能性が高くなります。
婚活で聞き上手を目指すなら、「お相手の話は必ず最後まで聞くこと」を意識しておきましょう。
適当な相槌を打つ
聞き上手な人は、的確なタイミングで相槌を打つことができます。
これは、ただ単に相槌を打てば良いというわけではありません。
お相手の話を真剣に聞かずに適当な相槌を打ってしまうと、相槌は逆効果になってしまいます。
「自分の話なんてどうでもいいのかな」「興味が無いんだろうな」と思われてしまい、お相手の気分を害してしまう可能性もあるため、注意が必要です。
自分の話を全くしない
聞き上手な人とは、自分の話を全くせずに一方的に相手の話を聞く人ということではありません。
聞き上手な人になるためには、お相手が安心して自分のことを話せる状況を整えてあげることが大切です。
自分の話を全くせずに相手のことばかり聞いてしまうと、お相手はあなたのことが分からないので不安になり、話しにくくなってしまいます。
聞き下手にならないようにするためには、自分のこともお相手に知ってもらい、そのうえでお相手の話をしっかり聞くということを意識してみましょう。
本当の聞き上手になるために大切なこととは?
婚活で有利になる本当の聞き上手になるために大切なことは、お相手が自ら話したくなる雰囲気を作ることです。
そのためには、お相手の気持ちに寄り添った会話を心がける必要があるでしょう。
いきなり馴れ馴れしく話しかけたり、お相手が嫌がるような質問ばかりしてしまったりしては、本当の聞き上手にはなれません。
お相手の表情や言葉に注意を払い、お相手の方が上手く話せないときは聞き役に徹するのではなく、自分から話の流れを作ることも聞き上手になるための重要なテクニックです。
- 聞き上手な人を目指すなら、お相手の話は途中で遮らず、最後までしっかりと聞くようにする
- 相手の話をただ単に聞けば良いということではなく、的確な相槌を打つことでお相手に安心感を与えることができ、自分もお相手の会話に集中できるというメリットがある
最後に
聞き上手な人とは、人の話をだまって聞ける人ということではありません。
笑顔や相槌によって相手が話しやすいような雰囲気を作り、自然な流れで会話のきかっけ作りができる人のことをいいます。
相手を尊重する気持ちや相手のことを知りたいという気持ちなければ、本当の意味でお互いが話しやすい環境を作るのは難しいでしょう。
婚活での会話に不安があるという方は、ぜひ今回ご紹介した聞き上手な人の特徴を参考に、お相手の表情や言葉に注意を払いながら、お互いがリラックスして話せる雰囲気作りを目指してみてください。
理想の結婚相手が見つかる