「結婚したいけど仕事は辞めたくない」と不安に思っている女性も多いのではないでしょうか。
中には、仕事が好きだからこそ、婚活をスタートできずにいるという女性もいるでしょう。
そこで今回は、「結婚しても仕事も諦めたくない」とお悩みの女性に向けて、結婚生活と仕事を両立させるコツを紹介していきます。
目次
結婚と仕事どちらを取るか悩む女性は多い
仕事と結婚のどちらを優先させるべきか、悩んでいる女性は少なくありません。
とくに、
- 遠距離恋愛をしている
- 転勤がある職種
の場合は、結婚と同時に会社を辞めざるを得ない選択に迫られるケースもあるでしょう。
また、結婚してから仕事を続けていても、妊娠や出産を機に退職を考える女性もいます。
例えば、休日が不規則なシフト勤務の方や夜勤がある看護師の方などは、子育てとの両立が難しいと悩む傾向にあるようです。
結婚や出産を機に仕事を辞めることは、必ずしも悪いことではありません。
家族のことを優先して仕事を辞めても、落ち着いてから正社員の職を見つけて働くことは不可能ではないでしょう。
とはいえ、「結婚しなければキャリアアップできたのに」と後悔している女性が少なくないことも事実です。
結婚してから仕事をどうすべきかについては、色々な人の体験談を参考にしながら、自分にとっての最適な決断をすることが大切です。
結婚したいけど仕事は辞めたくない!退職する女性の割合
厚生労働省が平成24年に行った調査によると、結婚後に仕事を辞める女性の割合は、約20%となっています。
結婚後に仕事を辞める男性の割合は約1%なので、女性の方が結婚を機に仕事を辞めている割合が多いことは明白です。
とはいえ、結婚後に仕事を辞める女性の割合は、平成14年の調査と平成24年の調査では約10%減っています。
女性は結婚したら仕事を辞めるのが当たり前といった風潮もありましたが、現代では共働き世帯が増えてきていることがわかります。
結婚と仕事の両立は難しい?どちらかを選ばなければダメ?
この記事を読まれている女性の中には、「仕事で成功するためには、結婚を諦めなければならない」と悩んでいる方もいるでしょう。
しかし、そんなことはありません。
結婚してからも仕事で活躍している女性はたくさんいますし、共働きでも子育てを協力したり、幸せな家庭を築いている夫婦もたくさんいます。
仕事と結婚を両立させることはもちろん簡単なことではありませんが、不可能なことでもありません。
とはいえ、「子育ては女性がするもの」「結婚したら旦那さんをサポートするのが当たり前」という価値観をお持ちの男性が一定数いることも事実です。
結婚観は人それぞれですが、話し合いを続けていけば、お相手や自分の価値観が変わることもあります。
仕事と結婚を両立させたいのであれば、お相手と真剣に話し合いながら、お互いの人生にとって最良の選択肢を選ぶことが理想的でしょう。
- 仕事と結婚のどちらを優先させるべきか悩む女性は多い
- 結婚後に仕事を辞める女性の割合は平成24年の調査で約20%
- 仕事と結婚の両立は簡単なことではないが不可能ではない
- 結婚してから仕事については色々な人の体験談を参考にして最適な決断をすることが大切
結婚生活と仕事を両立させるコツ
仕事と結婚を両立するには、自分たちに合った方法を見つけることが大切です。
ここでは、仕事をしながら充実した結婚生活を送るためのコツをいくつか紹介します。
結婚生活と仕事を両立させるコツ①家事代行サービスを使う
共働き世帯が増えている現代では、家事代行サービスを利用する家庭も増えています。
お金はそれなりに必要ですが、料理や掃除などはプロに任せて、仕事や育児に専念することができます。
また、自分たちでは思い付かないような、家事の時短術も学ぶことができるという点でもおすすめです。
結婚したら家事が大変そうと考え婚活をスタートできずにいる方は、「家事は外注できる」と軽く考えてみてください。
結婚生活と仕事を両立させるコツ②仕事も家事も完璧を求めない
「結婚したら家事も頑張りたい」と、家事代行サービスを使うことに抵抗感を抱く女性もいるでしょう。
しかし、仕事を頑張りつつ家事も完璧にこなすのは、かなり大変なことです。
完璧を求めすぎずに適度に頑張ることで、仕事と結婚生活の両立がうまくいくこともあります。
例えば、子育て期間は時短勤務にしたり、夜勤や休日出勤のない職種に就いたりするなど検討してみましょう。
- 収入が減ってしまう
- スキルが後退しそう
など、不安に感じることもありますが、すべて完璧にこなそうとすると体を壊してしまう可能性があります。
「掃除は週に1回」「週に数日は外食を入れる」など夫婦で相談して、手を抜くところと頑張るところを使いわけましょう。
結婚生活と仕事を両立させるコツ➂夫にも家事を手伝ってもらう
仕事を続ける意思が固いなら、夫に相談して家事を手伝ってもらうことも大切です。
家事や育児は365日毎日続き、休みがありません。
「休日は家事や育児に追われて息抜きができない」という状態では、仕事もうまくいかなくなってしまいます。
また、核家族化が進む現代では、近所の人や両親に頼りながら家事や育児をこなすことは難しいという夫婦も多いでしょう。
最近は、育メンと呼ばれる男性も増えてきました。
夫婦で協力して子育てを行うことで、夫婦の絆が深まることもあります。
「家事や育児を積極的に手伝ってくれる旦那さん」を見つけるために、婚活をスタートさせるのも一つの手段です。
結婚生活と仕事を両立させるコツ④思い切って転職する
遠距離恋愛の恋人との結婚を考えて、仕事を続けるか悩んでいるという女性もいるでしょう。
その場合、思い切って転職をするのがおすすめ。
「せっかく新卒で入った会社を辞めたくない」という女性も多いかもしれませんが、現代では雇用のあり方も変化しています。
終身雇用制度は崩壊しつつあり、転職が当たり前の現代では、転職がスキルアップや年収アップにつながります。
そのため、結婚をきっかけに、転職でキャリアアップを目指してみるのも一つの方法です。
女性の場合、転職者の約4割が年収アップに成功しているというデータもあります。
産休・育休や時短勤務制度など、結婚してからも働きやすい環境が整っている会社を選んで転職するのも良いでしょう。
結婚生活と仕事を両立させるコツ⑤子供を産む時期をずらす
結婚後もキャリアアップを目指して仕事を続けたいなら、出産時期をずらすということも考えましょう。
女性が第一子を産む年齢は1980年には26.4歳でしたが、2011年に初めて30歳を超え、2016年の調査では30.7歳となっています。
医療の発達により、35歳を超えての高齢出産も一般化している現代では、「結婚したらすぐに出産をしなければ」と焦る必要はないのです。
また、子供を持たない夫婦の割合も時代と共に増加し続けています。
結婚したからといって、必ずしも子供を持つ必要はありません。
反対に、婚活を早く始めて結婚し、20代のうちに子育てをひと段落させるという方法もあります。
このように、夫婦で話し合って、仕事と結婚の両立がしやすいよう子供を持つタイミングをずらすことは十分に可能です。
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結婚生活と仕事を両立させるためには夫婦の協力が大切
今回は、「仕事と結婚をどちらも諦めたくない」とお悩みの女性に向けて、どちらも諦めずに結婚を成功させるコツを紹介しました。
もちろん、キャリアアップと結婚生活や育児を両立させるためには、夫婦の協力が必要不可欠です。
「結婚したら家庭に入って欲しい」という男性も一定数いますが、「共働きで家計を支えてくれる女性と結婚したい」と考えている男性も多いです。
結婚も仕事も諦めないために、まずはご自身の結婚観を明確にし、それに沿って婚活を進めていけば理想のお相手に出会うことができるでしょう。
理想の結婚相手が見つかる