婚活において多くの方がお相手さまへの「希望条件」をお持ちだと思います。
今回インタビューをさせて頂いたCさんには「自分の軸をブラしてまで結婚したくない」という考えをお持ちで、この婚活をもって「自分の幸せに結婚は必要不可欠なのか」という部分まで判断しようとしていらっしゃいました。
そんなCさんがどのようにしてTさんと出会い、短い期間でご関係を育まれたのか、出会いからご成婚までのエピソードについてさっそくお話しを伺っていきます。
ありがとうございます。
きっかけとしては、 職場の同期のほとんどが既婚者となり、焦りがあったから婚活をはじめました。
その際にマッチングアプリなどと比較して、お相手の身元がはっきり分かっていて、安心して出逢いのあるところは結婚相談所かな、と思っていました。
特に結婚相談所で婚活している人は「真剣度が高い人・結婚を目的としている人」など、僕の目標と合致しているので、一番あっているかなと思い結婚相談所を選びました。
結婚するならそろそろ動かないといけない年齢だと思ったから婚活をはじめてみようと思いました。結婚相談所を選んだ理由は、シンプルに「最終目的が結婚」だったからです。
んー、今までは「いい人止まり」になってしまうことが多かったです。僕が勇気持って告白したとしても「あ・・ちょっと・・」と言われることが多かった・ですね。
うまくいかなかった・・というより、そもそもの出逢いがなかったです。普通に生活を送っていると、新しい出会いがなくそのまま年を重ねてしまっている気がしていました。
それに実は今まで「別に結婚しなくていいかな?」とも思っていたのですが、友人が結婚とか子供が産まれたって話を聞くようになって婚活をやってみようかな?という気持ちに変わったので婚活をはじめました。この活動期間を持って「結婚に対してどう向き合っていくか」を判断したいと思っていました。
一番大きな理由としては費用が安く、気軽な気持ちで始められそうなサービスだったからです。スマリッジを初めてみたのがポイントサイトだったのですが「ポイントサイトでそういうのもあるんだなー」と思ったのと同時に「自分の求めているのと同じサービスだな」と思い、はじめました。
7か月くらいです。
4か月くらいです。
アドバイザーさんには1年くらいって言われていたので、そのくらいの想定ではありました。
うまくいったら3か月くらいだろうな、と思ってたのですが、うまくいっていなかったら、三か月くらいでやめようと思っていました。
あるあるかもしれないのですが、はじめてのお見合い・仮交際で順調に進めていると思ったら突然交際終了の申し出があったことです。まだ当時は複数交際みたいなことをあまり分かっていなかったのですが、アドバイザーさんを通して、交際をお断りされると噂では聞いていたけど「これが結婚相談所の複数仮交際か・・」となりました。
ありがたいことに活動期間が短いっていうのもあって特になかったかもです。
ただ、お見合いを調整する際に、やたら期間を遠いところを指定してくる人いたな〜ってことくらいですかね。
綺麗な人だなと思ったのと、写真から婚活への真剣さを感じました。
もちろん刺さる人には刺さるとは思うのですが、趣味を楽しんでいる様子などのプライベートな写真を載せている人もいる中で、スタジオで綺麗なお洋服で撮った写真を載せていて「あぁ。この人は結婚に対して真剣なんだな」と僕は思いました。たまたま撮った綺麗な1枚を載せていなくって、お金をかけて写真館で撮影して・・というのが好印象でした。
写真の雰囲気からいい人そうだな、と思いました。私は「誠実がいい」って思っていたので、少しにこって笑っていた写真がいいなと思いました。あとは職業的にも安心感を持てました。
大丈夫?偽物が来た・・なんて思わなかった?笑
思ってない、思ってない!笑 写真通りのきれいな人が来たなって思いました。
ただ、良い意味でギャップがありました。思ったよりフランクと言いますか、気取ってなかったのが印象的で。プロフィール写真では綺麗なドレスを着て、ヒールを履いて、良家のお嬢様って感じだったのですが、当日お会いして話をする中で値踏みされている感じがしなかったです。なんといいますか・・「この人の生活レベルはどうなんだろう?この人の育ちは?」みたいなものがなく、話やすく、良い人だなという印象でした。
なんとなく写真よりフランクだなと感じました。あとはイメージよりよくしゃべるな、とも思いました。笑
そうですね。そもそも僕の場合、Cさんへのお申込みはダメ元だったんですよね。「こんな綺麗な人からなかなか相手にされんかな」とか「きっといろんな人とお見合い組んでいる人だろうな」とか思っていたのですが、勝手に自分を見限らずに申し込んでよかったです。
お見合い自体は会話が途切れることなく、気まずい感じはなかったです。最初、僕が駅で待っていたのですが、Cさんが階段から降りてきたときに「あ、この人だ」と思って「こんにちは」と声をかけたら「あ・・ちょっとトイレいってきますね!整えてきます」というやりとりからはじまったから、あぁ、フランクだ!いいなと思っていました。笑
あの時は「えぇ?!もういる!」ってなりました。待ち合わせ場所へはスニーカーで向かっていて、お見合いの前にお手洗いでパンプスに履き替える予定だったのですが、「もういいや」ってなりました。笑
僕としては、いきなり素の感じが見られて良かったです。
お見合いでは私の提案した駅のラウンジで、1時間ほどほぼお相手の仕事の話を聞いていました。身近にいない職業だったので、興味深く話を聞いていたのですが、お見合いが終わった後に私がいろいろ質問してしまっていたので「仕事のことしかわからなかったな」と思っていました。
僕の一番大きな引き出しの1つですからね。警察ってニュースとかドラマとかで見ているけど、芯の部分がわかりづらい仕事だと思いますし、だからCさんが引き出しをすっとあけてくれて話やすかったです。
あと「3日に1回仕事にいくから、もし結婚したら3日に一晩はいないです」みたいなことを言われたのもいいなと思いました。自分の時間も取れるし「平日休みだから僕が休みの日にCさんが仕事で帰ってきたときに夕食作って待っておくこともできます」といわれたのですが、いい!と思いました。そして、既にもうやってくれているので、ありがとう!な日々です。笑
嫌に思う部分がなかったので「また会いたい」と思いました。断る理由がなかったですね。
正直職業のことしかわからなかったため「おまわりさん」という印象でした。笑 もう少しどんな人かわかるといいなと思い、交際を希望しました。実は、自分の中で婚活をはじめる際に「話ていて違和感がなければ仮交際申込しよう」と思っていたのですが、おまわりさんっていうことしかわからなかったけど、話していて違和感を感じることがなかったのでじゃなかったから申込みしました。
5回くらい?週1~2くらいだったと思います。平日に仕事の最寄り駅まで来てくれていたので、スムーズに会う機会を増やせました。
仕事終わりに疲れて来てくれている中、彼女の方が大変だったんじゃないかな?と思っていました。
そのやりとりも「〇曜日の夜どうですか?」と自分から聞いて、合わせてもらっていたのが助かりました。あと、お見合いはつけてなかったんですけど、仕事終わりだったので最初のデートでは「眼鏡ですけどいいですか?」って聞きましたね。
仮交際から真剣交際に入るとき、出会ってから一か月くらいだったため自分の中ではまだ早いのかもと不安に思いながらも、告白したのですが、快諾してくれたことですかね。その日のデートでは車で水族館に行ったのですが、帰りに最寄りの駐車場でこの話をしようと決めていたので、気が気じゃなかったです・・。
仮交際2回目の時に「少し込み入った話をしましょう」という時がありました。「どのくらい婚活してるんですか?」というようなことを聞かれるかな~と思っていたら、「一緒に住むとしたら、どこに住みたいですか?」と、すごく先のことを聞かれてびっくりしたのを覚えています。私的には「そのくらい前向きに考えてくれてるんだな」と思えて、ポジティブな印象でした。
あと、この時に私が結婚する上で大切にしていることや譲れないことや価値観など伝えるなら早い方がいいかなと思い、話をした際に「え?」などの否定ではなく、「そうなんだ、そうなんだ・・でもそれでも大丈夫」と聞いてくれたから嬉しかったですし、私にとってはこの時が真剣交際を意識したタイミングでした。
お見合い後、最初のデートで夕食を食べた後に近くの河川敷を散歩したときですね。Cさんから少し歩きませんかと言ってもらい、ご飯食べてすぐさよならにならず嬉しかったです。その時に嫌われてはいないな、と思ってちょっと浮かれていました。
今だから言いますが、実は社会人としてそういうものかな、と思って誘っていました。笑
その日も漫画とお仕事の話しかしていなかったので、もう少しお話したいな、と思っていたので。
そうだったのね。笑
1か月と1週間くらいですね。
「僕らはまだ交際1か月1週間くらいだけども・・」みたいな枕言葉をいっぱいつけましたが、「僕と真剣交際してくれませんか?」とシンプルにお伝えしました。
この時の本音を言うと「やっとか・・」でした。笑
実はネットで婚活のことをいろいろ調べていたのですが、真剣交際への告白は「だいたい3回目」ってなっていたので、4回目のデートの時に「まだかな?自分から言った方がいいかな?」とも思っていました。そしてこの告白をしてもらったのが5回目のデートの夜だったので「やっとか!」ってなりました。
そうだったのね。笑
あの時、僕が嬉しかったのが。真剣交際の告白した後、今日ありがとうございましたの連絡の返信に「私の中では決まっていたので、なんだったら私の方から言おうと思ってました」て書いてあって嬉しかったです。
将来の話をするのに何の抵抗もなかったためです。
話をするとき、遠慮する必要がなかったし、お金の管理や子供のこと、どうやって2人で生きてく?みたいな踏み込んだ話がたくさんできたことが決め手でした。
一緒にいて違和感がなく、私の希望をしっかり聞いて、受け止めてくれたところです。
私が「これは良い、これはダメ」などはっきりしていて、自分でも自覚があるのですが・・わがまま、going my wayで。自分の人生を見ても包容力のある友だちが多く、Tさんもそういう人だな、と思えたところが決め手です。
一緒に居てよかったと思える生活。笑って普段から会話が当たり前にある生活。
2人でできることをどんどんやっていきたいです。
お互い一人でいるよりプラスが多い生活。一緒にいてトータルでマイナスになったら、意味がないと思うので。
真剣交際時の告白の背中を押してくれたことですかね。
僕が「(告白するのが)早いですかね?」と相談した際も「そんなことありません」っていってくれて、きっとアドバイザーさん同士で裏取ってくれてるな、と思えていました。
今、Tさんの話聞いて思い出したんですけどアドバイザーさんから「最近どうですか?」って聞かれて「まだ告白してくれないんです」みたいな内容を送ったんですけど、きっとそういう内容が共有されていたんだな、と思いました。 大事な場面で都度、確認しあってくれていたんですね。
婚活を続けていけば、ほぼ間違いなく辛いことや悲しい気持ちになることはあります。それでも婚活を続けていれば必ず素晴らしい人に巡り合えます。時には休むことも大切ですが、結婚をあきらめないでください。
最初に自己分析や、どのような人を求めているのかはっきりさせることが大切だと思います。そして、決めたら軸をぶらさないことで、へこむことが少なくなるような気がします。
この度は、ご成婚おめでとうございます。
そして素敵なエピソードをお聞かせいただきありがとうございました。お二人のお話を記事にさせて頂きながら、本当にいろいろな歯車がしっかりとハマったからこそ、今のお二人のお姿があるのだろうなと改めて感じました。婚活ではどうしてもブレてしまう「自分の軸」をしっかり持ちつつ、お相手にも歩み寄っていくお二人のこれからが笑顔溢れる素敵な日々になりますことを心より願っております。
この度は、ご成婚退会おめでとうございます。
Cさんの「自分の軸をブラしてまで結婚したくない」という強い思いで、このご縁を引き寄せたのだろうと感じます。
「結婚と仕事のどっちを選ぶべきなのか?」と悩む結婚適齢期の女性も多いと思いますが、
このおふたりのエピソードは、同じような女性に勇気を与えてくれることでしょう。
これからのお2人の人生が、幸せに満ち溢れた日々になりますように。
お2人の末永い幸せをお祈りしています。