今回は、女性からのお見合いの申込みがきっかけで成婚に至ったというお2人に、出会いから成婚までのさまざまなエピソードについてインタビューさせて頂きました。
Hさんの初めてのお見合いのお相手は、自分から申し込んだAさんだったそうです。婚活では、受け身な女性も多い印象を受けますが、女性からのお申込みがきっかけでご成婚されるカップルもたくさんいらっしゃいます。
また、婚活がうまく行かずに迷走した時期もあったと仰います。そんな苦しい時期に、どのようなことをきっかけに気持ちを切り替え活動することが出来たのか、さっそくお話を伺っていきます。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
私は、人生を共に歩んでいけるパートナーが欲しいと思った事がきっかけです。婚活の方法としてアプリなども考えましたが、もっと真面目なサービスをと思い、結婚相談所への入会を考えました。ただ、一般の相談所は費用が高いので、もっと良いものは無いかと調べたところ、スマリッジは費用も安く、真剣な人と出会えるサービスということだったので入会を決めました。
僕は普段の生活の中では新しい出会いがありませんでしたし、年齢的にも結婚ができるギリギリかなと思い、結婚相談所へ入会しました。
はい、活動していました。例えば、お坊さんが運営されている「お寺で婚活する会」 に登録していたことがあります。お寺での開催で、参加者の方は一般の方です。コロナ前は数ヶ月に一度開催されていたのですが、倍率が高くなかなか参加できなかったのと、そこで知り合った方とも結果うまくいかなかったので、ある時期に退会しました。他にも、自治体主催のオンライン婚活に参加してみましたが、マッチングしてもその後が続かなかったり、参加したイベントによっては、自分の年齢が結構上になってしまう事もあったりして…。
そうですね。婚活がうまくいかない時は、「~な人がいい」ではなく、「~じゃない人がいい」という逆説を教訓にして、次を探そう!と活動をしたものの、自分が求めているものが分からなくなり迷走してしまって。なので少し婚活をお休みして、趣味に没頭していた時期もありました。その時期に、お茶の魅力を再発見したことで改めて好きになって、色んな種類のお茶を飲んだり、茶道を始めたり、お茶菓子を発掘したり、茶器を集めたり…、もう頭の中は90%趣味で埋まっていましたね(笑)
コロナ禍の中、いつ終息するかわからない状況で、完全に収まるのを待っていても何年かかるか分からない。婚活を休止してしまったら、その間に自分はいくつ年を取ってしまうんだろう…と考えたら恐ろしくなって、逆にコロナをきっかけに婚活を本格的に再開しました。
以前は見た目なども適当でしたが、婚活を再開してからは、友だちに相談して客観的なアドバイスをもらったり、お相手に少しでも興味を持ってもらえるように身だしなみに気を付けるなどして努力しました。
初対面でお会いした時に、比較的好感を持ってくれているなと思っても、その後にお断りされてしまった時ですね。
僕は女性慣れしていなくて、恋愛までいけない事が悩みでした。また、結婚となると男性は条件で見られる部分もあるので、お断りが来た時には、「自分よりも良い条件の人と出会ったんだろうな…」と思ってしまうこともありました。あとは、交際していた方と交際終了しても、その理由が不明だった事も辛かったですね。
写真の印象から、雰囲気が好きだった事と、美術という共通項もあり、話を聞いてみたいと興味を持って私からお見合いを申込みました。
女性から申込みをもらえる事ってなかなか無いので、とても嬉しかったですね。美術系で趣味も合いそうだなと思い、申込みを受ける事にしました。
丸の内のカフェで初対面しました。プロフィールの見た目の印象は変わりませんでしたが、声や話した印象は想像していた感じと違いました。少し緊張していましたが、お互いに笑い合えたり楽しく過ごせました。
プロフィールと第一印象での違いはありませんでした。緊張していてあまり話したことを覚えていないんですが(笑)日本画の話をしたと思います。趣味の話をとても楽しそうにしていて、愛嬌があっていい子だなと思いました。
私が大学の時に日本画を専攻していたので「日本画も知ってるんだ!」と嬉しくなって話したと思います。1時間の目安でしたが、気が付いたら1時間半くらいお話ししていました。楽しく会話も弾んで、話も途中だったので、もう少しお話ししてみたいなと思って交際を申込みました。
交際中は、週1回くらいのペースで週末にデートをしていました。4回目のデートで、私がお茶が好きなので、お茶を飲みにカフェに一緒に行ったんです。そのカフェの近くにたまたま、ゲームが好きな彼からよく話に聞いていたゲームセンターがあったんです。私はゲームには疎いんですが、私から行こうと提案して、その日は3時間ほどゲームセンターをはしごして遊びました。まるで学生デートみたいで、とても新鮮で楽しかったです。
僕の中でも、ゲームセンターに一緒に行ったデートが一番印象に残っています。ゲームには疎いと聞いていましたが、一緒に楽しんでくれたので、そんな姿がとても好印象でした。
その4回目のデートの頃、ちょうどバレンタインデーも重なっていたので、プレゼントを渡したときの彼の反応をみて、好印象は持ってくれているんだなと思えた事でした。
僕もゲームセンターのデートの日に真剣交際を意識しました。一緒にいて心地いいと思えるところや、いつも笑顔でいてくれるところがいいなと。でも、自分からはなかなか気持ちを聞けなくて…。そんな時、デートの別れ際にバレンタインのプレゼントをもらったので、素直に嬉しかったです。
それと、結婚相談所のシステム上、3ヶ月という交際期間が決まっているので、それも決断するいい後押しになりました。
真剣交際の2ヶ月目くらいに、「結婚したいと思っている」と彼から話しがあって、それから結婚を想定した話し合いを何度か行い、現実的なイメージを作っていきました。
また、彼と成婚退会したいと思っていることを担当のアドバイザーさんに報告した際に、「これからが本当のお付き合いで、Aさんとちゃんと向き合うためにも、一刻も早く卒業することをお勧めします。今がそのタイミングだと思います。」と、背中を押してくれたので安心できました。
そして、約3ヶ月経過した頃に、彼から「この日にプロポーズするからね」と報告があって…(笑)なので、プロポーズを受ける準備はできていました。
「結婚しようね。」って言いました。
私は、「はい。」と応えました。
自分の話を聞いてくれて、それに真摯に答えてくれるところや、どんなことも2人で話し合って一緒に乗り越えて行けそうだなと思ったからです。
一緒にいて安心できるところや、包容力があるところですね。
お互い協力して助け合いながら、一緒に幸せな家庭を築いていきたいです。
お互い働いているので、助け合いながらうまく生活を回していけたらと思います。
婚活はシビアな面もありますが、自分が楽しむことが一番だと思います。自分が楽しんで活動できれば、おのずといい結果がついてくると思うので、まずは「自分が楽しむ」ことを優先して、活動に励んでいただければと思います。
初めての方は、セミナー動画などで婚活の勉強はした方がいいかなと思います。男性向け、女性向けと両方を見ることによって、自分の立ち位置を知ることができましたし、とても参考になりました。
この度はご成婚退会おめでとうございます。
しっかりと絆をつなげていく交際をされてきたお二人ですので、どんな苦難も乗り越えられると信じております。
お二人のご多幸を心よりお祈りしております。