「何に気を付ければ、低めの年収でも結婚できるのか知りたい」
「結婚相談所に行っても断られそうで恐い」
「結婚時に求められる平均収入は?」
本記事では、このような悩みを持つ人におくります。年収が低めだけど、結婚相談所で素敵な相手を見つけたいと思ったことはありませんか?
今回ご紹介するポイントを抑えれば、きっとあなたの婚活も苦手意識がなくなりスムーズに進むはず。
オススメ結婚相談所も載せているので、ぜひチェックしてみてください。
目次
日本人の平均年収はどれぐらい?【男女別】
まず、男女別の平均年収を把握しておきましょう。
国税庁がまとめた「令和3年分 民間給与実態統計調査」によると、男女別の平均収入は
- 男性:545万円
- 女性:302万円
となっいます。
ピークは、
- 男性:55〜59歳
- 女性:50〜54歳
となっており、年齢があがると共に年収が増える傾向があります。
令和3年度では、1年を通じて給与所得者数・平均収入が前年よりもアップしていることも注目されました。
男女共働きが当たり前の時代になりつつある今、平均収入はこれからもアップしていきそうですね。
女性が男性にに求める平均年収は?
引用元:内閣府「令和元年版 少子化社会対策白書 全体版(PDF版)」
内閣府がまとめた「令和元年版 少子化社会対策白書」から、結婚相手に求める年収を表にしたものです。
男性の場合、女性に求める年収は「関係ない」が圧倒的に多いことが分かります。
「分からない」と答えている人もそれなりに多く、「200万〜300万」・「300万〜400万」を求める男性も一定数存在します。
一方女性の場合、男性に求める年収は「分からない」が一番高いのに対し、「関係ない」と答えている人はかなり少数。
女性は「安定した生活ができる人がいい」と考える人が多いことから、「分からない」に続き「500万円~600万円」・「400万円~500万円」・「300万円~400万円」が理想の収入となっていました。
結婚相談所で男性の年収は重要視される?
結婚相談所での婚活で、男性の年収をまったく気にしないという女性はあまりいらっしゃいません。
男性の場合、「定収入」=「成婚できないかもしれない」と不安になる人もいるでしょう。
しかし、女性が結婚相手に求める条件のなかで年収はそれほど重要視されていないことが多く、年収が低いからといって必ずしも成婚できないということはありません。
むしろ仕事にやりがいを感じている女性も多く、結婚後も仕事を続けたいと考えている方も多くいらっしゃいます。
年収が少なく成婚できるか不安な方は、「働き続けたい」という人を見つけたり、年収に条件を持たない人を選べば問題ないことも多いのです。
結婚相談所で女性が年収以外に重要視するポイント
ここでは、女性が年収以外に男性を選ぶ時のポイントを紹介します。
- 浪費癖がないか
- 家事育児への積極的な参加ができるか
女性の婚活では、一定の収入を望む希望者が多いです。
しかし、目に見える年収だけで決めてしまうと、その後の生活がうまくいかなくなることがあるため年収以外も考える女性も多いです。
1つずつ、確認していきましょう。
浪費癖がないか
自分の希望する年収の男性が現れても、浪費癖があると結婚後の生活は大変です。
そのため、浪費癖がある人かどうかを重要視する女性も多いです。
腕時計や洋服など、こだわりがありすぎる男性の場合は、「現実とかけ離れた生活をしているかも」と思われてしまう可能性もあるため注意しましょう。
浪費癖のある男性は、しっかり自分を見つめ直してみてください。
家事育児への積極的な参加ができるか
年収以外に女性が重要視するポイントは「家事育児への積極的な参加ができるか」です。
しかし、年収が高ければ高いほど、仕事の忙しさも比例することが多いです。
せっかくの休日でも「仕事が入ってしまった」と、家族の時間をまったくとれないこともザラにあります。
「そういう生活でも大丈夫」という女性ならば問題ありませんが、「休日は家族の時間を大事にしていきたい」と希望する女性ならば、しっかり話合いましょう。
大手結婚相談所10社の会員平均年収
結婚相談所 | 年収200万~400万 の割合 | 年収400万~600万 の割合 | 年収600万~800万 の割合 |
ゼクシィ縁結び エージェント | 男性:27% 女性:50% | 男性:42% 女性:30% | 男性:19% 女性:6% |
サンマリエ | 男性:18% 女性:53% | 男性:40% 女性:34% | 男性:22% 女性:9% |
オーネット | 男性:- 女性:77% ※300万以上 | 男性:60% ※500万以上 女性:- | 男性:- 女性:- |
フィオーレ | 男性:26.2% 女性:非公開 | 男性:47.1% 女性:非公開 | 男性:16.7% 女性:非公開 |
IBJメンバーズ | 男性:26.2% 女性:非公開 | 男性:47.1% 女性:非公開 | 男性:47.1% 女性:非公開 |
パートナーエージェント | 男性:11.2% 女性:39.2% | 男性:42.9% 女性:36.7% | 男性:28.2% 女性:11.7% |
ナコード | 男性:9% 女性:46% | 男性:39% 女性:38% | 男性:32% 女性:12% |
ツヴァイ | 男性:- 女性:- | 男性:78.6% ※500万円以上 女性:- | 男性:- 女性:- |
ムスベル | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
スマリッジ | 男性:33.5% 女性:- | 男性:66.5% ※500万円以上 女性:- | 男性:- 女性:- |
女性会員の平均年収は200万~400万、男性会員は500万円以上の年収の方が多いことがわかりました。
女性もしっかり働いている人が多いので、共働き希望の方でも安心です。
結婚相談所は年収が低くても入会できる?
前述した2つの表を見て、自分の婚活において結婚相談所という選択が合っているのか、益々見えにくくなってしまった人もいるかもしれません。
しかし、安心してください。
収入が低くても結婚相談所を利用して、素敵な出会いを探すことは可能です。
なぜなら、ハイスペックな会員だけで成り立つ結婚相談所を除外すれば、意外とすんなり入会しやすいからです。
一般的な結婚相談所では、入会する時に「定職についている・結婚する意志がある・独身」という3つをクリアしていれば入ることができます。
「定職についている」というのは、正規雇用として働いていることになるので、いくら年収が低くても正規雇用として働いていれば入会できるという所がポイント。
逆を言えば、年収が高くても派遣社員や契約社員では入会できないことになります。これは、結婚後の継続的な収入に不安があるからです。
年収が低い男性が結婚相談所で成功する3つのポイント
「どうしても年収を気にしてしまう…」という男性向けに、結婚相談所に入会して良い出会いを見つける方法を具体的にご説明します。
下記の3点さえ抑えれば、収入に不安のある男性でも「案ずるより産むがやすしだった!」と実感できるはずです。
- 共働き希望の女性を選ぶ
- 年収を気にしない女性を探す
- 年収以外の魅力をアピールする
1つずつ、チェックしていきましょう。
共働き希望の女性を選ぶ
年収のハンデを埋める1つ目の方法は、プロフィール欄に「共働き希望」と明記することです。
女性は結婚したら家庭に入りたい人もいれば、家事と仕事を両立させたい人もいます。
そのため、あなたが「結婚しても共働きをしてほしい」ことを希望すれば、アドバイザーから共働き希望の女性をスムーズに紹介してもらえます。
共働きを受け入れてくれるということが女性側に伝わると、「結婚後は家庭に入ってほしい」と考えている男性よりも、婚活を優位に進めることができるようになることは言うまでもありません。
ただし注意点として、「家事や育児は女性の仕事」という固定観念を持つのをやめましょう。共働き希望の素敵な女性を紹介してもらえるチャンスが来た時は、「家事も一緒に手伝いたい」ことを強調してみてくださいね。
年収を気にしない女性を探す
女性でも男性並みに総合職や技術職などでバリバリ仕事を頑張っている人は沢山います。
そのような女性は収入も男性並みに高いことが多いもの。
また、女性側が何かの経営者になっており、結婚後は自分の会社を手伝ってほしいと考える人も中には存在します。
男性並みに収入に自信のある女性は、結婚時に男性側の収入を重視しません。
男性の今の収入よりも「結婚後も協力し合いながら仲良くしていけるか?」ということを一番大切に考えているので、高収入な女性に仕事を頑張っていることをアピールするのも得策です。
年収以外の魅力をアピールする
年収で勝負するのではなく、性格で勝負する人も婚活を成功させやすいです。
例えば、いくら年収1,000万の高収入な男性が現れたとしても、金遣いが荒くプライドが高ければ、女性は結婚対象として見ることはほぼありません。
しかし、年収は決して高いとは言えなくても、礼儀正しく今の仕事に誇りを持ちながら女性を優しくしっかり守る男性ならば、女性は必ず惹かれます。
また、自分に自信が持てない人の場合も、アピールする力が半減してしまうため成婚につながらないこともあります。
年収面で自信が持てない場合、自分磨きを行うことで自信がついてくるので努力しましょう。
自分の収入が少なくても素敵な女性が現れた時は、自分の性格の良さに加え、自己投資をして自分磨きを頑張っていることをアピールすると、より女性からの評価がアップしやすいですよ。