結婚相談所での離婚率はわずか10％

ご縁があって結婚するのですから、できれば結婚したお相手さまとは一生を添い遂げたいですよね。日本の離婚率は約35％と言われているため、結婚相談所に登録して結婚してもすぐに離婚してしまうのでは？と不安になってしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、恋愛結婚をした夫婦よりも結婚相談所を利用して結婚した夫婦の離婚率のほうが低いことをご存知でしょうか？結婚相談所を利用して結婚した夫婦の離婚率は約10％と言われています。恋愛結婚を含む日本の離婚率約35％と比較してみると、結婚相談所を利用して結婚した方の離婚率はかなり低いことがお分かり頂けますね。

結婚相談所を利用して結婚した夫婦の離婚率が低い理由はいくつかあります。
恋愛からスタートした結婚は、お互いに恋愛感情を持った状態からお付き合いがスタートします。お付き合いを始めた時点でいきなり結婚を前提に交際がスタートすることは少ないです。恋愛期間中の男女は、相手に嫌われたくないという思いが強いことから、自分の気持ちを偽ってしまったり、無理をして相手に合わせたりしてしまうことも珍しくありません。また、できるだけ相手に自分の嫌な一面を見せたくないという気持ちから、相手の前ではできるだけ完璧な状態でいようとする傾向も見られます。このことから、恋愛結婚の場合、結婚した後になって「こんな人だとは思わなかった」「自分が描いていた結婚生活のイメージとは違った」という状況に陥ってしまい、離婚に至ってしまうケースがあります。
また、恋愛からお付き合いが始まる場合、相手の良いところや好きなところを見て「好き」という感情を抱いてから交際がスタートします。つまり、結婚相手に求める条件ではなく、「好き」という感情から始まるわけです。そのため、好きな人が必ずしも自分が理想としている結婚の条件に当てはまるとは限らないため、恋愛中は上手くいっていた二人も、結婚生活では上手くいかなかったというケースが起こり得てしまうのです。

結婚相談所での離婚率が低い理由とは

一方で、結婚相談所に登録して交際をスタートする場合、相手のことを好きだという恋愛感情からではなく、「結婚相手として相手のことをもっと知りたい」という気持ちから交際が始まります。お見合い、仮交際という形でお付き合いが進み、デートを重ねながらお相手さまとの共通点やお相手さまの良いところを見つけていく活動が婚活ですので、お相手さまに対してプラスの評価を積み重ねていくことが出来るのです。
さらに、結婚相談所を利用した婚活は、自分の理想の結婚相手を探すところから始まります。婚活を始めてからも、自分の理想とは合わないと判断した時点でお断りすることが出来ますし、自分が納得いくまで理想のお相手を探すことができるので、結婚後もお相手に対して不満を抱くことが少ないというメリットがあり、その点も離婚率の低い理由だと考えられます。

自分の気持ちを偽ることは禁物

もちろん、成婚後に何らかの理由によって、残念ながら離婚されてしまうケースもゼロではありません。末永く幸せな結婚生活を送るために婚活中から出来ることは、「無理をして相手に合わせすぎないこと」、「自分の気持ちに正直になること」、「自分の理想に合わないと判断したときは、勇気を持ってお断りすること」です。交際を始めた後に「やっぱりこの人とは合わない…」と思った場合でも、婚活アドバイザーを通じて断ることが出来るため、お断りしやすいという点も結婚相談所のメリットですので、自分の気持ちを偽ったまま結婚まで進むのは避けるようにしましょう。

結婚はご縁です。結婚相談所で出会って結婚すれば、100％離婚はしないという保証はありません。しかし、初めから離婚をすることを心配してしまうと、素敵なご縁があっても上手く進まなくなってしまう可能性があります。自分が納得できるお相手に出会えるまで続けようという気持ちを持って婚活すれば、一生添い遂げられるお相手と出会えるのではないでしょうか。