結婚相手とは価値観の違いがあって当然?!結婚後に価値観は変化する?

テレビのワイドショーなどで、「音楽に対する価値観の違いからグループを解散します」というミュージシャンのセリフや、「お互いの価値観を尊重し、離婚することに決めました」という芸能人夫婦の離婚理由を耳にすることがあります。結婚に限らず、自分以外の誰かと一緒に何かをやろうとして上手くいかなかったとき、価値観の違いが取り沙汰されることは多いです。婚活においても「価値観が合う人と結婚したい」と、結婚相手に求める条件として「価値観」をあげられる方は少なくありません。夫婦2人の結婚生活において、価値観の違いはどのように影響してくるのでしょうか?今回は結婚における価値観の違い、価値観に対する考え方についてお話していきます。

価値観の違いがある相手との結婚はよくない?

婚活中の方も、まだ婚活を始めてもいないけれども将来的には結婚したいと考えている方も、「価値観が合う人と結婚するのがいいよ」という言葉を掛けられた経験を1度はお持ちなのではないでしょうか。果たして「価値観が合う人と結婚するのがいい」というこの言葉、これから結婚相手を探そうとしている方にとって、最適なアドバイスとなるのでしょうか?
結論から申し上げると、「価値観が合う人と結婚するのがいい」というこのアドバイス、半分は正解で半分は不正解です。長い結婚生活を一緒に過ごすことになるので、価値観が合う人と結婚すれば、きっと円満な家庭を築いていくことができるでしょう。しかし、自分と全く同じ価値観の持ち主なんて、この世に存在するのでしょうか?価値観は人それぞれ違うのが普通、10人いれば十色の価値観があって当然なのです。結婚とは、価値観の違う者同士がお互いに相手を受け入れ、一緒に2人の価値観を作っていくこと。つまり、自分と価値観が違う人を結婚相手として選ぶことは、決して悪いことではありません。自分と相手には価値観の違いがあるということを理解したうえで結婚し、2人の価値観を一緒に作っていくことこそが結婚生活なのです。

そもそも価値観とは何?結婚後に価値観は変化する?

そもそも「価値観」とはいったい何なのでしょうか?辞書を引いてみると、「物事の価値についての、個人の基本的な考え方」という説明があります。
価値観とは何なのか、結婚生活に当てはめて具体的にイメージしてみましょう。例えば久しぶりに何も予定が入っていない休日を迎えたとき、夫は仕事の疲れを癒すために家でゆっくりしようと考え、妻はせっかくのお休みなので少し遠いところまで外出して楽しみたいと考えるかもしれません。例えば、給料日まで後一週間もあるのに生活費が足りなくなってしまった…というとき、夫は給料日までの一週間だけどこかで借金してくればいいと考え、妻は残った生活費で一週間過ごせるように切り詰めて乗り越えようと考えるかもしれません。
価値観とは、その人が生まれ持った性格、育ってきた環境や人生経験によって形成されるものだと言われています。言い換えれば、人の価値観を変えるには相当な時間やパワーが必要であるということです。
しかし、一方で価値観は絶対に変わらないというものでもありません。例えば、今まで自分のことを最優先に考えてファッションや趣味にお金をつぎ込んできた人が、子供が生まれた途端に子供が最優先となり、今まで自分のために使っていたお金を今度は子供のために使うようになった…というようなケースです。これは、子供が生まれるという大きな出来事による影響(=パワー)で、一瞬にして価値観が変わってしまったという事例ですが、このように、毎日を一緒過ごし、多くの時間を共にする結婚相手の影響を受けて、結婚後に価値観が変化するということは、当然起こり得ることなのです。

結婚相手とは価値観の違いがあって当然

価値観は、その人が生まれ持った性格、育ってきた環境や人生経験によって形成されるため、人それぞれ価値観が違うのは当然のことです。大事なのは「人と自分は価値観が違う」ということを理解しておくということ。結婚生活においては、自分の価値観を相手に押し付けるのではなく、相手の価値観を尊重し、2人で話し合った上で最適な答えを導き出すことが重要です。
婚活がうまくいかないと悩む方の多くは、自分と同じ価値観を相手に求めてしまう傾向があります。そのため、「いい相手が見つからない」「理想の結婚相手に出会えない」という悪循環に陥ってしまうのです。自分と同じ価値観を持った人を見つけることは、それこそ宝くじで一等を当てることと同じくらい確率の低い話です。このことに気がつかないと、いつまでたっても理想の結婚相手、自分と同じ価値観を持った相手とは出会うことができず、婚活がうまくいかないと悩んでしまうことになるのです。

お互いの価値観を受け入れ2人の価値観を作るのが結婚

ここまでは、人と自分の価値観には違いがあって当然ということについてお話してきました。そして、そのことを理解することで初めて、理想の結婚相手を探す婚活のスタート地点に立つことができるのです。価値観が合う、合わないという観点から結婚相手を探していると、結婚後にもしお互いの価値観に大きな違いがあると感じるような出来事が起きてしまったとき、価値観の違いがストレスとなり、最悪の場合、離婚してしまう可能性もあります。
一方で、人と自分とは価値観の違いがあって当然、相手の価値観も受け入れようという考えを持っていれば、結婚生活においてどんな行き違いやトラブルがあったとしても、2人で話し合い、お互いの価値観を受け入れ、お互いの価値観を尊重し合うことで、2人だけの答えを見つけていくことができます。しかもその答えは、自分1人の価値観だけで導き出した答えよりも、より良い答えである場合が多いのです。人は完璧ではなく、弱い部分を持っていて当然です。その弱い部分を結婚相手と補いながら、2人だけの価値観を作っていくことこそが結婚なのです。
2人の価値観に違いがあり、その相乗効果でより良い答えを導き出せるということは、2人の結婚生活が円満であるという何よりの証でもあり、何十年と結婚生活を一緒にする上で、それは2人の価値観がぴったり一致することよりも大切なことなのです。

結婚に向けて2人の価値観をすり合わせる方法

結婚相手となる人、または結婚を意識した相手との関係を良好にするためには、相手の価値観と自分の価値観をすり合わせていくことが重要です。しかし、この価値観のすり合わせは一朝一夕でできることではありません。
まず大前提として、「相手の価値観を受け入れる」という心構えを持つことが必要です。相手に自分の価値観を受け入れさせようとするのではなく、まず自分が相手の価値観を受け入れようとすることです。なぜなら相手を変えようとするよりも、まずは自分自身の意識を変えることの方が何倍も容易だからです。
相手の価値観を受け入れる気持ちを持ち、その上で自分が「ここだけは大事なポイント」「譲れないところ」という点を伝えていきます。「あなたの考え方は間違っている。」「ありえない。」と反発してしまうのではなく、相手の主張を理解したいという気持ちを伝えつつ、自分なりの譲れない理由をしっかりと説明しながら対話をすることが重要です。
人の意見を聞こうとしない人、理解しようするそぶりも見せない人の主張など、当然受け入れたくなくなるのが人間の心理です。逆に、自分の意見や主張を受け入れようとしてくれる人の言葉は「しっかり聞いて、自分も理解したい」と思うものなのです。
結婚に向けて2人の価値観をすり合わせる方法とは、相手の価値観を受け入れつつ、自分の価値観を伝え、対話により2人だけの答えを導き出していくことです。結婚を意識した相手と価値観をすり合わせることで、きっといつの日か2人の価値観はぴったりと合うようになってきます。これこそが結婚生活を成功させる秘訣なのです。

結婚相手との価値観の違いを診断する方法

結婚相手とは価値観の違いがあって当然だということは、お分かりいただけたかと思います。そして、結婚を考えている相手との価値観をすり合わせる方法や結婚後に価値観が変化する可能性は高いということも。最後に、今結婚を考えている相手がいるのなら、2人の価値観をすり合わせることは出来るのか?お互いの価値観がどんなものなのかが分かる、簡単な価値観診断をご紹介します。まずはご自身で試してみてください。

価値観診断【質問】

あなたは見ず知らずの人から突然プレゼントを手渡されました。その人は、あなたにプレゼントをする理由を述べながら、そのプレゼントを渡そうとしてきます。そして、あなたはそのプレゼントを受け取ることにしました。あなたがプレゼントを受け取った理由は何ですか?

①なんとなく受け取った
②プレゼントしてくれる理由が理解できたから
③見た目が好みのものだったから
④有名ブランドのものだったから

価値観診断【診断結果】

① 「なんとなく受け取った」を選択した人
自分の価値観に自信がないからか、人に対して自分の価値観をオープンにしたがらない傾向があります。周りの意見や流行に影響されやすいその性格は、柔軟性があると言うこともできますが、時には自分の主張を明確に相手に伝えることも大事です。特に、結婚生活においては、自分の主張を押し殺して、相手の主張ばかりを受け入れてしまうと、少しずつ、自分でも気が付かないうちにストレスが蓄積されていってしまう場合もあります。勇気を持って自分の意見を相手に伝えていく練習を、結婚前からしておくことをおすすめします。

② 「プレゼントしてくれる理由が理解できたから」を選択した人
自分の価値観や自分の判断に自信を持っている傾向があります。過去の経験から、「この場合はこうだ」と自分の中での明確な判断基準が確立されており、人の意見に流されないタイプだと言うことができます。確固とした自分の価値観がある一方、他人の価値観を受け入れにくい傾向もあるため、結婚生活においては、少しだけ柔軟な考え方をしてみても良いかもしれません。

③ 「見た目が好みのものだったから」を選択した人
周りの人の目を気にしてしまいがちな傾向があります。物事を見た目で判断する人は、それを選んだ自分が周りからどう見られるのかをとても気にします。自分の価値観が周りの人の価値観よりも優れているということを外見でアピールしようとする人も少なくないでしょう。他人との比較や上下関係のなかで、自分の価値観を形成してきた方に多く見られる回答です。

④ 「有名ブランドのものだったから」を選択した人
様々なシチュエーションにおいて、自分の価値観ではなく「有名なもの」=「周りの人が既に評価しているもの」だから間違いないだろうと判断する傾向があります。自分の価値観がまだしっかりと形成されていない人がよく選択する回答です。周りの価値観を参考にするのは悪いことではありません。周りの価値観を参考に、その良いとこを自分の価値観として取り入れながら、自分自身の価値観を形成していくための余白がたっぷりある人だと言うことができます。

以上、4つの回答を元に簡単な価値観診断をご紹介しました。何番を選択したから間違いだ、ということではありません。自分自身の価値観について自分で知ること、そして相手の価値観を知り、受け入れようとする姿勢こそが大切なのです。

最後に

婚活サービスを利用して実際に結婚された方々を見ると、2人の価値観が大きく異なるペアである場合の方が多いです。そして、結婚後、末永く円満な結婚生活を送られているのは、間違いなく「お互いの価値観を認め合っている」夫婦です。つまり、結婚相手を探すときは、「価値観の合う人」を探すのではなく、「価値観を認め合える人」を探すということが重要です。間違えてはいけないのは、出会ったときから完璧な価値観を持った相手だから、その価値観を認めることができるという意味ではなく、どのような価値観であろうともお互いの価値観を受け入れ、結婚に向けて2人の価値観をすり合わせること、そして結婚生活の中で2人だけの新しい価値観を形成していくことができる相手を探すべきという意味です。
あなたの価値観を認めてくれて、そして相手の価値観も認めたいと思える、そんな出会いをサポートさせていただくのが結婚相談所「スマリッジ」の仕事です。結婚相手とは価値観の違いがあって当然、お互いの価値観を受け入れ合える相手と出会いたいという方は、ぜひ一度スマリッジのマッチングの力をお試しいただければと思います。


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